印刷でよく使う言葉の説明
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再生紙・刷版・サムネール・三方断ち・仕上がり線・ジャギー・蛇腹折り・上製本・書体・スキャナ・スクリーンショット・筋入れ・外三つ折り
■再生紙
古新聞・古雑誌などの紙をほぐして繊維状にし、すき直して作った紙。グリーン購入法においては白色度と古紙配合率70%以上の規定がある。
■刷版
実際に印刷機に取り付けて使用する平版版面。
■サムネール(サムネイル)
画像や印刷物ページなどを表示する際に視認性を高めるために縮小させた見本のこと。
■三方断ち
綴じた本の天、地、小口をそれぞれ裁断して揃えること
■仕上がり線
仕上がりサイズを示す線のこと。ご入稿いただくデータに仕上がり線を入れてしまうと、その線も印刷されてしまいますので、印刷しない余計な線はご入稿データから削除してください。
■ジャギー
ビットマップ画像(ラスターイメージ)やビットマップフォントなどの輪郭に見られる、階段状のギザギザのことを指します。ビットマップ画像の解像度に影響し、解像度が低いほどギザギザが大きく目立ちます。ジャギーを軽減させる方法は、画像をウェブサイトや印刷などの用途に合わせて適切な解像度に設定する、アンチエイリアスを「ON」にする。ただし、アンチエイリアス処理を施した画像は、輪郭がぼやけるため、必ずしも綺麗な画像になるとはいえません。
■蛇腹折り
谷折りと山折りを交互に繰り返す折り方。
■上製本(ハードカバー)
硬いカバーの表紙で覆われた本のこと。本文のページ、表紙、裏表紙、表紙のカバーより構成される。本文のページは2枚の厚い表紙の間に綴じられており、表紙には、紙やプラスチックなどによるカバーがかけられることが多い。製本の手間と表紙の材料にコストがかかる。
■書体
統一的なデザインを持った文字の集まりを言います。漢字という文字体系のもとにある書体として、隷書・楷書・行書・明朝体やゴシック体など様々な種類があります。フォントと同義に用いられることもあります。フォントは使用ライセンスとして販売されているものや、フリーでダウンロードできるものがあります。
■スキャナ
写真や手書きイラストなどの原稿を、光学的にデジタルデータに変換する入力装置のことを言います。フラットヘッドスキャナ、35㎜フィルムスキャナ、ドラムスキャナなどの種類があります。
■スクリーンショット
コンピューターの表示画面を画像データとして保存したファイルのこと。キャプチャとも言う。
【Mac OS Xの場合】
⌘キー+Shiftキー+3のキーを同時に押すことで画面全体のスクリーンショットを撮影できます。また、⌘キー+Shiftキー+4のキーを同時に押すと画面上の指定範囲のスクリーンショットを撮影できます。
【Microsoft Windowsの場合】
PrintScreenキーを押すことで画面全体のスクリーンショットを撮影し、クリップボードに格納する。また、AltキーとPrint Screenキーを同時に押すと現在のアクティブウィンドウのみを撮影することができます。ただし機種により キーが異なります。通常はクリップボードに格納されるのみで保存はされないため、保存するにはOSに付属の「ペイント」を開き「ペースト」する必要があります。
■筋入れ
折り目をつけやすくするための加工です。
プレス・トーク ダイレクトでは135㎏以上の用紙に対応します。 縦もしくは横で同一方向の直角のみ可。筋入れの位置はトンボ又はガイドでデータに入れるようにして下さい。
■外三つ折り
3面をZの形のように折ったもの(Z折り)