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印刷でよく使う言葉の説明

カーニング解像度飾り罫カスタマーバーコード画素カットアンドペースト紙目カラーキャリブレーションカンプグラデーションクリッピングパスグレースケールコート紙ゴシック体コントラスト

■カーニング

文字と文字の間隔を調整すること。一般に日本では、詰め組みやカーニングを行っていない状態をベタ組みと呼びます。カーニングは文字の組み合わせの形状にあわせてその都度異なる間隔を設定します。見出しなど大きな文字を扱う時に、文字の間隔を調整すると読みやすさだけでなく、美しさも増します。

■解像度[かいぞうど]

画像やプリンタなどのきめ細やかさを表す尺度でdpi(またはppi)の単位で表示。解像度が高いほど精密な画像を表現することができます。解像度が高くてもドットの数が低ければ精密な表現は出来ません。印刷用データの解像度目安は300〜350dpiです。

■飾り罫[かざりけい]

装飾的なデザインの罫線。

■カスタマーバーコード

郵便で使用される、バーコード。第一種定形郵便物又は第二種郵便物で、機械処理が可能なようにバーコードを印字した郵便物は一定の割引を受けることができる。事前にバーコードの品質検査を受ける必要があります。

■画素[がそ]

画像を構成する最小の単位。(=ピクセル)

■カットアンドペースト[cut and paste]

画面上の文字列や画像を元の位置から切り取り(カット)、それを別の場所に貼り付ける操作を(ペースト)と言います。切り取らず残したままコピーしてペーストする操作は(コピーアンドペーストまたはコピペ)と呼びます。

■紙目[かみめ]

パルプ繊維が流れの方向に並ぶこと。紙の長辺に平行方向に繊維が流れている紙を縦目(T目・タテ目)、紙の短辺に平行方向に繊維が流れている紙を横目(Y目・ヨコ目)の紙といいます。用紙を製造する機械(抄紙機)から流れ出る方向を「縦目」、それと直角の方向を「横目」といいます。

■カラーキャリブレーション

モニタやプリンタ、スキャナのどの入出力機器の状態は時間経過とともに変化するため、正しい状態に補正する作業を「カラーキャリブレーション」言います。

■カンプ

印刷デザインの確認をするための仕上がり見本用にプリントアウトしたものを指します。プレス・トーク ダイレクトでは、出力カンプ代わりにスクリーンショットの添付をお願いしています。(レイアウト確認用に使用させて頂きます)出力サンプル画像と印刷データの内容が違った場合、印刷データを優先させて頂きます。
出力サンプル画像の添付が無い場合も、お客様のデータをそのまま印刷させていただきます。

■グラデーション

ある色(濃度)から別の色まで、連続的に階調を変化させた表現を言います。

クリッピングパス

Adobe Photoshopで、画像の一部を切り抜くためのパス、または、その機能のことを指します。クリッピングパスは、画像の中の切り抜きたい部分に沿ってパスを作成し、その選択された範囲以外の部分を隠してマスクします。画像にクリッピングパスを設定し、InDesignやIllustrator等のアプリケーションに配置すると、マスクされた部分は透明となり切り抜いたようになります。

■グレースケール

黒1色を256階調で表した画像モードを言います。画像を構成するすべての点が黒、白またはその中間であるグレーで表現されています。

■コート紙

原紙の表面を平滑にした塗工紙で、表面が微光沢されており、シルク調の滑らかな肌合いで、白さがきめ細やかな印刷再現を生みます。カラー印刷において最も多く利用される紙です。

■ゴシック体

縦画と横画の太さが均等で起筆、終筆点にかざりのない書体を指します。

■コントラスト

最も暗い部分と、最も明るい部分の輝度の差のことをいいます。コントラストが高くなると明暗の差が大きくなり明るい部分や暗い部分がはっきりしますが、中間の色が潰れてしまいます。逆にコントラストが低くなると明暗の差が少なくなり中間の色が増えて、はっきりしない画像になります。