CDジャケットをdiyするメリットとデメリット
《CDジャケットをdiyするメリットとデメリット》
CDジャケットのそれぞれの名称について
データを保存するためのツールにはCDやDVDなどいくつかの種類があり、用途によって使い分けることができます。第1世代の光ディスクとして長期間にわたり世界中で使用されているCDは、記録できる容量が少ないというデメリットはありますが、安価で手に入りやすいというメリットがあります。最近では大容量の記録媒体も登場してきているものの、画像や音楽など比較的容量の少ないデータを記録するためのツールとして、CDはまだたくさんの人が利用しています。
自作の音楽や、旅行で撮影した写真などをまとめて保存する際にはCDが適しています。また、1枚の直径が8または12センチメートル、厚さが1.2ミリしかないため、収納する時に場所を取りません。ただし、旅行に行くごとにCDを作成すると枚数が増え、どこに何を保存したのか分からなくなってしまうこともあります。分かりやすいタイトルなどを付けたオリジナルのCDジャケットを作成することで、保存されているデータの内容を一目で知ることができます。
オリジナルのCDジャケットは、diyで手作りすることも可能です。CDは1枚ずつ透明のプラスチックケースに入っている場合や、一つのケースにまとめて何枚か入っている場合などがあります。1枚ずつのケースがない時には、昔のレコードジャケットのようなケースを厚紙で作り、旅行先で撮影した写真を貼るなどしてオリジナルのジャケットとすることも可能です。薄い不織布などでできたインナージャケットにCDを入れてから厚紙のケースに入れることで、表面のキズを防止できます。
音楽CDにおけるジャケットの重要性
diyによるCDジャケットは、音楽を収録したCDにも利用することができます。自分で作曲や演奏をこなすストリートミュージシャンが路上などでオリジナルのCDを手売りしていることがあります。自分の名前やバンド名、曲のタイトルなどが印刷されたCDジャケットは、diyで作成したり業者に依頼したりして作ります。まだ知名度が低く、メジャーデビューに至っていないミュージシャンの場合、あまりCDジャケットにお金をかけられないため、手作りして少しでも経費を節減することが大切です。
一方で、diyでは作り方や印刷のクオリティーによってCDジャケットが安っぽく見えてしまうというデメリットがあります。最初に目に飛び込んでくるCDの顔とも言えるジャケットは、一瞬でバンドや曲の印象を決めてしまうこともあります。路上などで手売りする時には、いくら音楽性が高くてもジャケットが安っぽいものよりも、しっかりとしているものの方が受け取ってもらいやすくなるでしょう。
diyで高品質なものを作るためには、デザインに関する知識を持ち、質の良い材料を用意したり、手間や時間を相応にかけたりすることが必要になります。そうなると思った以上に経費がかかることもあるので、外注するという方法も選択肢に入れることが重要です。インターネットで探すと、短い納期でクオリティーの高いCDジャケットを作成している業者を見つけることができます。一度にたくさん発注したり、モノクロ印刷を選択したりすることで、質のいいジャケットをリーズナブルな価格で手軽に手に入れることが可能です。
CDジャケットをdiyで作る方法
す。この場合のジャケットもdiyで作ることができます。自分でイラストを描いたり、パソコンでCGを作成したりすることで、オリジナル感のあるものが出来上がります。
イラストやCGを作成するのは難しいと感じる場合は、バンドの写真を使うという方法もあります。衣装やヘアスタイルなどを工夫することで、目指している音楽性を分かりやすくアピールすることができます。
イラストや写真が決まったらパソコンのソフトなどを使ってトリミングします。大きさや形は、CDケースに合わせます。次にバンド名や曲名、アルバム名などを適切な場所に配置します。パソコンのソフトにある書体の中から曲やバンドのイメージに合うものを選び、気に入ったデザインに仕上げていきます。最後に印刷しますが、普通紙ではなく写真用の光沢のある紙を使うことで、コストはかかりますが断然見栄えは良くなります。
しかし、diyでジャケットを作った場合、どうしてもプロが作ったものとは違う素人っぽさが出てしまうことがあります。その方が素朴で良いという考え方もありますが、CDを手に取った時の第一印象が良くなければ、なかなか売り上げに結びつかないことも考えられます。多くの人に曲を聴いてもらうためには、プロに依頼してクオリティーの高いジャケットを作成するのが効果的です。ホームページ上で価格が分かりやすく表示されていて、実績も豊富な業者を選べば、納得のいくCDジャケットに仕上がるでしょう。
